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静岡県浜松市の御菓子処「田町梅月」です。茶席菓子・四季の菓子などを取り扱っております。

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米寿

  • 写真:穂のか 黄奈粉
  • 写真:穂のか 黄奈粉 盛り付けイメージ

お菓子のご説明

浜松産やら米かの米粉で作った米粉100%のバウムクーヘンです。
一層一層丁寧に焼き上げた生地はしっとりと、ふんわりやわらかな食感。
仕上げには和三盆糖の衣をかけました。
初めて食べる方がびっくりするほど、口当たりの良い芳醇なバウムクーヘンです。

ネット通販サイトでご購入いただけます。詳しくはこちら

入数 価格 サイズ(mm)
単品 1,785円 175×120×95

「米寿」開発秘話

写真:米粉米粉のロールケーキ「穂のか」の試行錯誤の苦しみの中で、バウムクーヘンもできないものかと構想は芽生えていました。そして「穂のか」を世に出した後、「100%米粉で、しっとりとして、ソフトで、口どけのよい」バウムクーヘンを目指していよいよ試作にかかりました。

完全オリジナルの、浜松産特別栽培米「やら米か」の米粉の、素材としての素性は良いことを知っているので、そう難しく考えていなかったのですが、いきなり大きな壁にあたりました。それはソフトにするとしっとりとせず、しっとりとさせると口どけが悪くなるのです。これは小麦粉には見られない特性でした。

また、ソフトに仕上げることから、焼いている最中に軸から落ちる事もしばしばでした。米だけで作ることにこだわったので、口どけをよくするためのコーンスターチも使えず、製品化をあきらめかけた事もありました。

それでも必ずできると信じ、洋菓子職人の指導も受け、何度も何度も、それこそ夢に出るほど何度も何度も試作を重ねてようやくベストバランスにたどり着くとこができました。

ところがまだ問題がありました。表面に塗る砂糖のアイシングです。生地がソフトなので、アイシングがぽろぽろと剥がれ落ちてしまうのです。砂糖の配合を変え、薄く塗ったりしましたがそれでも剥がれ落ちます。

写真:米寿解決の鍵は和菓子にありました。和菓子では表面を保護する目的で寒天を塗ることがあります。そこで溶かした砂糖に寒天を混ぜたものを塗ったところ、柔らかい生地にもかかわらず、アイシングは見事に剥がれ落ちなかったのです。

こうして相反する三つの条件を克服した、「しっとりとして、ソフトで、口どけのよい」100%米粉でできたバウムクーヘン「米寿」ができあがりました。

そして、静岡県の主催する「米粉FOODコンテスト2009」において、オーソドックスな外見にもかかわらず、見事「金賞」を受賞し、その完成度の高さが評価されました。

職人の高い技術と決してあきらめなかった信念、そして和菓子の知恵が生んだ、米粉のバウムクーヘン「米寿」を是非ご賞味ください。

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